真鯛について │ 真鯛釣りについて │ 松輪について

『花は桜木、人は武士、柱は桧、魚は鯛、小袖 はもみじ、花はみよしの』

はじめて釣った魚を見たときは大抵感動するものです。釣りたてのイカのこの世のものとは思えない神秘的な感じ・・・メジナの宝石のような目・・・
硬いと思い込んでいたメジマグロやカツオの尻尾にある三角が、触り心地のいい柔らかさを知ったとき・・・釣りたてのクロダイの鮮明な縦縞模様とすごい歯並び・・・

釣れ上がった時に深青の海を割って見せる、マダイ様の宝石を散りばめたような魚体。それは決して魚屋さんや料亭のいけすじゃ見られない、釣った人のみが見ることのできる感動的なものなのです。
そんなマダイ様を、日本人として魚の王様と呼ぶのに異論を唱える人はおりますまい。

■マダイ様について

■マダイ(真鯛) スズキ目スズキ亜目タイ科 [Pagrus Major]

マダイアイ★★★★

よく発達しているが、色盲なのです。また視力は人の視力に例えると0.16だそうです。ちなみにブリが0.11、メジナが0.13なんだって。アイシャドーがチャームポイント。

マダイボディ★★

大変きれいな魚体。
よく似たチダイ(ハナダイ)との違いは尾びれの後縁が黒いことでマダイとわかります。スーパーでは交ざっちゃってるけど別種。間違えないでね。

マダイノーズ★★

穴が2対(左右2個ずつ)あるものは天然、1対(左右1個ずつ)のものは放流されたもの。でもあんまりジロジロ見ないで。

マダイマウス★★

肉食で動物性のものは何でも貧欲に捕食する。エビ、イカ、ゴカイ類はもとより大型はルアーやアジイワシの泳がせにも食ってくる。好物はエビなどの甲殻類。

マダイイヤー★★

よく発達している。実験から150Hzの音によく反応するらしいです。また、いけすでは音に対して条件反射を覚えさせ、餌づけをしているそうです。



マダイの名前

鯛の語源は「た(平ら)ひ(魚)」にに由来しているそうです。「鯛」という字はまんべんなく調和が取れていて、どこでも見ることができる(周、あまねく)魚だからだそうですよ。また、季節、地方によって呼び方も色々あるそうです。

 ⇒Yahoo 知恵袋

 マダイ(一般)、本ダイ(関西)
 桜ダイ(瀬戸内海、桜の季節)、麦ワラダイ(3〜5月、播磨灘)、紅葉ダイ(秋)


マダイのタナ

砂泥底にいるマダイは底から0.5m〜1m、岩礁帯にいるマダイは底から8m〜10mにいることが多いそうです。

春先は底潮が冷たく、表層がヌカるんでくるので上ずり、秋から冬に掛けては水温も下がり、水温の安定している底潮から離れず、底でじっとしていることが多いそうです。また、それに伴って100m以上の深場に移動していくことを"落ちる"と言います。

一般的には、秋口はハリスマイナスで攻め、春のノッコミではハリスプラスで狙います。5m位上ずるといわれ、時にはハリス+10mなんてこともあるようです。


水中カメラマンが見た「釣魚考撮」 掲載 )

「海底が砂地になるとどうしてもチャリコから1kgサイズの幼魚、若魚クラスが中心となる。このクラスは好奇心も旺盛な上、貪欲な面もあるので、比較的釣れやすい。

潜ってマダイを観察すると、特に大物が多く見られるのが、海底から急に小山のように根が立ち上がるような地形の場所。ちょうどロッククライミングするような、ほぼ垂直に近いような立ち上がりをしたような地形で大物がよくたむろしている。

潮が流れていると、その根の潮表側に出て、根の中腹辺りで潮に逆らった向きで中層にホバーリングする。恐らく、潮に乗って流されてくるエサを待つのと同時に、ときには根に群がる小魚を捕らえたりもしているようである。

だが、潮の流れが止まると、マダイの活性も萎えて、根の窪んだ辺りで休んでいることが多い。ちょうど月面に軟着陸した宇宙船のように、根の窪みギリギリのところで腹をこするかこすらないかという微妙なラインで休む。このときは、余程のことがない限り捕食行動には出ない。」


マダイの食事

昼間に底層で活発に行われ、夜間は中層に浮いて休息するそうです。

マダイ(魚)には満腹中枢がない(餌を食べ続ける)と聞いた事もあったが、マダイは食べた物を排泄するまでの時間は10時間程だそうです。余談だが「サンマの腹ワタが美味しい理由→胃がなく腸も極端に短い為、排泄物を溜め込まない為」(TV番組)

時化などで餌を取らず絶食できる時間は、冬場の低水温下で代謝が抑えられている時は1週間ほど、1年で最も代謝が高まる産卵期は3日我慢できないそうです。

餌に関しては拘りがなく、融通が利く魚で食べやすい餌があればそれを優先して食べるようです。

「潮が流れている時に食い、潮が止まると食わない」これは活動と休息のリズム。潮が動いている時に活動して餌を食べ、潮が止まれば休息するようです。


マダイと水温

15℃〜25℃が適温と考えられています。

 〜4℃・・・死んじゃうそうです。
  4℃〜9℃・・・餌を取らなくなるそうです。
   18℃〜25℃・・・食欲旺盛に成るそうです。
    28℃〜・・・これまた死んじゃうそうです。

魚にとって水温1℃は人の10℃ぐらいに相当するほど敏感らしいですよ。


マダイと塩水

マダイは塩分濃度の低いところを好まず、汽水域や陸水(雨水)による塩分濃度の変化も嫌うそうです。


マダイの産卵
  (乗っ込み)

産卵期は春。

岩礁帯の深みで越冬した成魚は、水温が12℃以上になると徐々に活動をはじめ、15℃になると沿岸浅場(※)の産卵場にむかい産卵は日没後に行われます。

卵巣・精巣の成熟は水温だけだなく日長の変化によって促されます。日長が延びると性ホルモンの分泌が活発化し、卵巣・精巣が成熟します。そして海水温が適温である事を確認するように泳層を広げ産卵の準備に入ります。

普段は海底から10m位までを泳いでいるが、産卵期になると海底から20mと中層まで泳ぐようになります。産卵は海面近くで行なわれるので、水温・水圧に体を慣らしているのかもしれません。

産卵では1尾の雌を数尾の雄が追い回して促し、最後に急上昇して放卵、放精します。産卵は日没前に行なわれ、1尾の雌で複数回、数週間にも及びます。個体差もあるため産卵期は比較的長めです。

高年魚ほど移動が早く産卵も早いと言われ、故にノッ込みはじめに大型が釣れる確率が高いそうです。また産卵場にノッ込む順番は、まずオスが入ってからメスが入って来るそうです。ヤリイカ等もこの順で産卵するみたいですね。

(※)水温の上がりやすい浅場を産卵場とするのは、ふ化した稚魚の餌も豊富で外敵からも狙われにくい為といわれます。

年齢(才) 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10以上
比率(%) 0 1 8 19 21 23 8 8 9 4 -
 (三浦半島沿岸のっこみ群の年齢構成比率 昭和43〜48年平均)

剱崎に関して言えば、表水温が16℃〜18℃になると、水深90m以深にいた鯛が松輪瀬50〜60m域に産卵の準備の為に集まって取餌し体力をつけるそうです。
どこから来るのかは、西からだったり東からだったり区々のようです。そして更に浅い雨崎など際に入り込み産卵するようです。

またこの頃の水温は、アマ藻が漂い始める頃で、卵や稚魚を外敵から守るのに適しているそうです。地上では桜の開花と時期が重なる為、この時期に釣れる鯛を「サクラダイ」と呼んだりされます。


 松輪某船長の乗っ込み予想(HP)
  「港周りは水温が12度前後ですが水深100M前後まで17度近い水温が入れ込んでいます。 黒潮も房総沿岸まで入れ込んで早めに上がって来るでしょう。
   乗っ込みの漁場は松輪瀬の一番先端で房総の洲ノ崎から潮が入れると訳無く入れ込みます。 目安は16.8〜17.3度です。ここまで上って安定すれば始まります。」

 神奈川県栽培漁業協会 専務理事の乗っ込み予想(TV番組「釣り百景」2016年3月放送)
  「(ノッコミは)九州では1〜2月から始まるそうです。主に14℃以上になると産卵期が始まって、神奈川では4月中旬から6月までにかけて約18〜20℃になった時に
   産卵盛期を迎えます。場所は三浦半島の岩礁域に産卵所が形成されています。浦賀水道から松輪沖の吉野瀬、そういう所に産卵所があります。」

  

 松輪某船長の乗っ込み予想(TV番組「釣り百景」2016年3月放送)
  「剱埼沖では冬場はあまり日中潮は行かないが、春にかけて沖の潮(黒潮)が近付くと東京湾奥の水を押し出し冷たい潮が出て行く。。
   すると剱埼沖の水温も上がり、そのポンプ作用で潮も行き始め、魚の活性も上がってくる。黒潮の接岸と同時に潮が速くなる。これがノッコミ時期と一致する。」


年齢と身長体重 30p = 0.5s前後
40p = 1.0s 〃
50p = 2.0s 〃
60p = 3.0s 〃
70p = 4.5s 〃
80p = 6.0s 〃
90p = 8.0s 〃
1m〜 = 10.0s〜
 (※乗っ込み期は500g〜1s上乗せ)


年齢(才) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 20 年無
身長(cm) 15 23 32 38 42 50 55 60 65 70 85
体重(`) 0.2 0.5 1.0 1.5 2.1 3.2 4.0 5.0 6.0 6.5 10
   (とある資料より)

また20センチ以下の幼魚を俗称では「チャリコ」と呼ぶ。


大ダイの定義 今さらなにを、と思うかもしれないが、あなたはどの程度の大きさ、もしくは重量のタイなら大ダイと呼ぶにふさわしいと考えるだろうか?

「おおだい【大鯛】 マダイの大きなもの。東京付近でいう」(広辞苑)

千葉県で最も鯛の水揚げが多い大原漁協の判別法
大大デエの大 6.6キロ以上
大大デエ 4.5キロ〜6.5キロ
大デエ 2.7キロ〜4.4キロ
中デエ 1.5キロ〜2.6キロ
大マコ 1.0キロ〜1.4キロ
小デエ 0.5キロ〜0.9キロ
カスゴ 0.4キロ以下

これは浜値を差別化するために、漁協で使われているもの。ちなみに中デエの値が一番高い。見栄え、味がイイからであろう。

釣り人が狙うタイを「大鯛」、「小鯛」とはっきり区別したのは、昭和17年に名著「釣技百科」を書いた松崎明治氏のようである。彼は一貫目(3.75キロ=推定13歳もの以上)を大ダイ、1キロ未満を小ダイと区別したようである。

一般論として、3キロを超えれば大ダイと呼んでいいだろう。だが釣り師の勲章として誇れるのは、少なくとも一貫目、もしくは5キロと考えている。

 (つり情報誌 2005年7月15日号)

マダイのお味 「形関東、味関西」といわれ、瀬戸内産のもの、特に4月から5月にかけて瀬戸内で獲れる「桜鯛」が一番美味とされています。

また、大きさによっても味に差があり、俗に「目の下一尺」といわれる約40センチ、1.5キロの4年ものくらいが一番美味しいとされています。


マダイの浜値 浜値を気にして釣りするのは嫌いですが、価値としてはお正月あたりが一番キロ単価が高くなるそうです。需要と供給のバランスってことでしょう。また逆に一番価値が下がるのはノッコミの時期で、やはり全国的に水揚げが多いからだそうです。

特に3キロ以上の物や、オスは黒ずみ見栄えが悪いためにかなり価値は低くなるそうですね。先日、近所の寿司屋でも言われましたが、オレの狙ってるようなノッコミ期の4キロから上なんてのは「貰っても、どうしようもないから困る」のだそうです(泣)。


築地辺りの鮮魚マダイの相場は、2〜3,000円 / キロ
 12月30日〜1月10日位は高値ついて、5〜6,000円 / キロ
  4月の数日のみ(子持ち)値が上がり、5〜6,000円 / キロ
   4、5、6月の叩いた頃は最安値で、1〜2,000円 / キロ

 >> 東京都中央卸売市場HP >浜値日報


養殖マダイ おもに温暖な西日本の波静かなリアス式海岸となった地域において、マダイの養殖が盛んに行われる。養殖マダイは年間8万トン余り生産されているが、とりわけ宇和海に面した 愛媛県 宇和島市 とその周辺で盛んに営まれ、全国シェアの45%程度を占めている。他の産地は熊本県、三重県、長崎県、高知県、和歌山県などである。(ウィキペディアより)

リアス式海岸が続く四国南西部の宇和海沿岸は、波風を避ける入り江に恵まれ、冬でも水温があまり下がらない事から、ハマチやタイ、真珠の養殖が盛んで愛南町では年間1万トンの養殖マダイを水揚げ、活かしたまま全国へ出荷している。その養殖イカダの周りが実は天然マダイの住み処になっている。養殖イカダをつなぎとめるロープに海藻や藻が繁殖し、そこに集まるエビやカニを食べにくるのだ。このマダイを地元では「ゴンク釣り」という江戸時代から伝わる1本釣りで釣る。 (2014年 ととけん副読本より)


 ●各地のブランド真鯛

  ・愛媛ブランド真鯛

  ・愛鯛 -AITAI-(愛媛 宇和島市)
  ・八十八(やとや)鯛(愛媛 宇和島市)
  ・鯛一郎クン(愛媛 宇和島市)
  ・食べてみさいや 健康真鯛(愛媛 宇和島市)
  ・みかん育ち真鯛(愛媛 宇和島市)

  ・関タイ(大分 佐賀関)
  ・鯛王(たいおう)(鹿児島 東町)
  ・天草さくら鯛(熊本 天草)
  ・みやび鯛(熊本 天草)
  ・よか鯛(熊本 天草)


天然マダイ 日本全国広く生息するマダイだけあって、XX天然マダイとXXに地名が入るブランド物が全国に存在します。その中でも特に2大ブランドとして瀬戸内の明石鯛と鳴門鯛が有名です。

明石鯛 (兵庫県 明石

マダイのトップブランドとして名高い明石鯛。明石海峡は潮流が速く、プランクトンやエビ・カニなどのエサが豊富。回遊しているうちに身が引き締まることかおいしさの秘密。春は「桜鯛(さくらだい)」と呼び季節の移ろいとともに愛でているが、食べておいしいのは秋だともいわれている。夏にカニ・エビをたくさん食べたマダイは、秋に身が太り、脂がたっぷりのっていることがその理由。秋の鯛を「紅葉鯛(もみじだい)」とも呼ぶ。 (2014年 ととけん副読本より)

鳴門鯛 (徳島県 鳴門

瀬戸内海はマダイの宝庫だ。明石鯛の獲れる海域と淡路島をはさんだ対岸で、そのライバルといわれる鳴門鯛が獲れる。「疾風追えども及ばず」「鳴門の渦潮」と表される程、流れの速い鳴門海峡の荒波にもまれ育ったため、味の良さが際立っている。鳴門の漁師によると、鳴門鯛は速い潮の中で生き抜くために疲労骨折するまで尾ビレをよく動かすものもいるという。尾に近い中骨にはよく動いたことでできたコブを持つ鳴門鯛もおり、これが極上のおいしさを示す証になっている。 (2014年 ととけん副読本より)


加太の真鯛 (和歌山県 加太

瀬戸内海峡に接する県として南紀、和歌山県があります。こちらの加太も真鯛の水揚げで有名です。


鯛の9つ道具 魚の王様・タイは、体に「鯛の9つ道具」と呼ばれる9つの道具を詰め込んでいる。道具といっても骨のこと。

胸鰭(ビレ)の付け根に潜む、タイの姿に似た「鯛中鯛(タイのタイ)」が有名だが、ほかに大龍、小龍、鯛石、三つ道具、鍬形、竹馬、鳴門鯛、鯛の福玉で9つ。
江戸のころから、「すべてを揃えると、物に不自由なし」の言い伝えがある。だが、特に後の2つはすべてのタイにあるわけでもなく、一尾ですべてを揃えるのは難しい。

 ・鯛中鯛
 ・大龍
 ・小龍
 ・鯛石
 ・三つ道具
 ・鍬形
 ・竹馬
 ・鳴門鯛
 ・鯛の福玉

 >> 日刊水産経済新聞 「魚食にっぽん」
     Vol.22 スローに楽しく♪福探し「鯛の9つ道具」 より

マダイの諺(ことわざ) 【腐っても鯛】
  マダイは鮮度の落ちが遅いことから転じて、かつての力や価値を失わない事の喩え。

【蝦(えび)で鯛を釣る】
  マダイの釣り餌に小さなエビを用いることから転じ、小さな元手で大きな利益を得る事の喩え。

【鯛の尾より鰯の頭】
  立派な大組織の中で下働きをするよりも、たとえ小さな組織でもトップに立つ方がよいという喩え。

【鰯七度洗えば鯛の味】
  脂臭いイワシも7回洗えばタイのような上品な味になる事を転じて、平凡な人でも磨けば能力を発揮できるようになるという喩え。

【鯛や平目の舞い踊り】
  高級魚が舞い踊る様から、豪勢な振る舞いの時に喩えられる。

【鯛も一人はうまからず】
  どんなに美味いものでも一人で食べたのでは美味しくない。食事は一人よりも沢山の人と食べたほうが美味いものだという喩え。

【海老の鯛交じり】
  つまらないものがすぐれたものに交じっている喩え。

【麦わら鯛は馬も食わず】
  麦の収穫期(初夏)に獲れる鯛は、産卵期を過ぎ脂が少なく味が良くない喩え。

【五月の腐れ鯛】
  上と同じ。

【鯛に味噌なし、伊勢に塩なし】
  調理の際、鯛に味噌、伊勢えびに塩を使わない事が多い喩え。

【鯛も鮃も食うた者が知る】
  いくら見たり聞いたり書物を読んでも、実際に経験しないと物事の本質は見えてこない喩え。

【恵比寿が鯛を釣ったよう】
  鯛を抱えた恵比寿様の恵比須顔から、うれしくて仕方ない時の顔や表情を表す言葉。

【魚島時(うおじまどき)の桜鯛】
  春、産卵のために瀬戸内に鯛が集まり、それを魚島(魚が浅場で群れ、島のように海面が盛り上がる様子)時と呼んだ。


外国での評判 外国でのマダイ様は意外と日本ほど評判は良くないようですね。

中国では「死人の肉を食う魚」
フランスでは「貧欲な下魚」
イギリスでは「ユダヤ人の食う魚」


外部リンク  ・Wikipedia
 ・ぼうずコンニャク
 ・WEB魚図鑑
 ・さかなクンのお魚図鑑〜マダイ編〜

 ・食彩の王国
   第1回放送 「
   第123回放送 「桜鯛
   第270回放送「小鯛
   第371回放送「桜鯛
   第623回放送「さくら鯛



■マダイ様 根も葉もないお話? (随時追加)

スレたマダイは針を見るので、針を付け餌から出さない。

色が白っぽいマダイが釣れる時は、マダイの食い気が無い時。

陽の差し込む水深では日焼けして色が黒くなり商品価値が下がるため、黒いネットを張って養殖する。(養殖マダイは黒ずんだ魚体のものが多い)

大ダイは「つがい」でいるので、1匹釣れたら相方が必ず近くにいる。

小ダイはコマセに突っ込む。

大ダイを釣るなら餌取りがこなくなるまでタナを上げろ。

マダイは船頭を釣れ。(鯛を釣りたきゃ船長と仲良くしろ)

大ダイは潮の変わり目の一瞬にしか食ってこない。

外房の某船長は、ヒラマサの群れが小魚を囲い込んで捕食している時、その下には落ちてくる小魚を待って必ず大ダイの影が見えるという。漁師達はこれを指して"マダイは青物のクソを食っている"と呼び、青物の群れには必ずマダイが付いていると断言する。

ダイバーの観察によれば、マダイの成魚は海底から2〜3mの泳層に定位し、頭上から弱った獲物が落ちてくると10mほど上昇しながら獲物をくわえ反転して元の泳層に戻る事を繰り返すという。

海底上2m位にいるとされるマダイ様も、喰気があれば水深の半分まで上わずることがある。

常に船の入る場所の鯛は、ビシに対して安全な距離というものを学習している。(ビシと一定の距離以内に近づかない。ビシを上げればかなり上まで追ってくる)

鯛の産卵は新月の大潮に行なわれるらしい。(産卵前の荒食い、産卵後の休憩、体力回復の為に荒食いの目安に)

クラド(暗土※)と呼ばれる春の濁り潮で海の中が暗くなっている時は、鯛も怖がって安全な底付近から浮かずジッとしているが、沖から黒潮が挿して潮が澄むと魚も浮くようになり、産卵のきっかけにもなるという。
  ※春、栄養豊富な雪融け水が山から海に流れ込むと、塩分濃度の違いから底付近に溜まり藻が発生する。それが春特有の濁り潮の原因と言われている。

マダイが釣り上げた時に白くなるのは極度に緊張している為。縁起が悪いと白い鯛は赤い鯛の半値になってしまう為、愛媛今治の鯛漁師は船のイケスで一晩泳がせて緊張を解く事で綺麗な赤い鯛に戻してから絞めて出荷する。(ジョブチューン 日本の超一流漁師大集結SP!2014.12.6放送)

 



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